秋の夕暮れ時、駅前の広場にいた。空がオレンジ色に染まっていた。そこへ見知らぬ老人が近づいてきて、私の肩に手を置いた。彼は何も言わず、ただ夕焼けを一緒に眺めていた。時間が経つにつれ、老人の輪郭がぼんやりしていき、最後には完全に透き通ってしまった。でも手の温かさだけは残っていた。目が覚めると、その温かさをまだ感じていた気がした。 最近、親戚の葬儀があったから、そういった別れの感覚が夢に出てきたのかもしれない。