オフィスの机に座っていた。書類が積み重なっていた。隣の席の人が立ち上がり、壁に向かって歩いた。壁が透明になった。その先に別のオフィスが見えた。同じ机、同じ書類、同じ人が座っていた。その人も立ち上がり、壁に向かった。壁が透明になった。また別のオフィスが見えた。この繰り返しが何度も続いた。階段を下りるように、奥へ奥へと進んでいった。最後のオフィスで、机の上に何も置かれていなかった。窓から外を見ると、ビルが逆さまに立っていた。