海辺に立っていると、昔の友達から突然メッセージが届いた。内容は「今、あの浜辺にいる」というものだった。急いで砂浜を歩いていくと、波打ち際に友達が立っていた。ただ、顔がぼんやりしていて、はっきり見えない。話しかけようとすると、友達は手を上げて「もう少し向こうだ」と言って、波の中へ歩いていった。私も後を追おうとしたが、足が砂に吸い込まれるようで進めなかった。友達の姿は波に溶けるように消えていき、残されたのは静かな海だけだった。 最近、昔の友達から久しぶりに連絡をもらったことがあって、それが心のどこかに引っかかっていたのかもしれない。時間が経つと距離が生まれるという、なんとなく不安な気持ちが形になったのかな。