立体駐車場の中にいた。コンクリートの壁が何層にも積み重なっていて、どこが出口なのか分からない。車を探しているはずなのに、歩いていると駐車スペースが次々と部屋のような空間に変わっていく。机があったり、誰かの生活の跡があったり。3階から5階に上がるはずが、階段を登ると突然2階に戻っていた。エレベーターの扉が開くと、誰かが降りてくるのが見える気がするが、顔は見えない。何度も同じ角を曲がっている気がして、ここから抜け出せないのではないかと焦り始めた。その時、天井に小さな窓が見えて、そこから外の光が漏れていた。手を伸ばしても届かない高さにある。