空港のロビーにいた。天井が異常に高く、床は鏡のような素材だった。飼っている猫が私の肩に乗っていた。猫は普通より大きく、重かった。ロビーの奥に搭乗口が無数にあり、どれも同じ番号を示していた。猫が突然鳴いた。その声は飛行機のエンジン音に変わった。周囲の人間たちが一斉に振り返った。猫は私の腕の中で小さくなり、やがて羽毛のような毛並みに変わった。ロビーの床が傾斜し始めた。滑り落ちるのではなく、浮き上がった。猫と一緒に天井へ向かっていた。天井に到達する直前に目覚めた。