神社の境内を歩いていたら、参道の途中に給湯室が突然現れた。中に入ると、古い木製の棚に湯呑みがずらりと並んでいて、それぞれ違う温度のお湯が入っていた。私は片っ端から飲み比べていたのだが、飲むたびに境内の景色が変わっていく。最後の一杯を飲むと、給湯室の壁が透き通って、鳥居の向こうに夕焼けが広がっていた。誰もいない静かな空間で、ただお湯の湯気が立ち上るだけだった。 最近、職場の給湯室で新しい同期と何度も顔を合わせるようになったから、そういった日常の風景が夢に混ざったのかもしれない。また、先週末に久しぶりに地元の神社を訪れたのが、潜在意識に残っていたのだろう。