両親と一緒に食卓に座ってるんだけどさ、最初はいつもの夜ご飯みたいに見えたわけ。でも途中で気づいたんだよ、食べてる食事が全部グラデーション状に色が変わってるってことに。米が虹色で、味噌汁は透明から青へ、おかずも時間とともに色が流れてくんだけど、親は気にしてない。そしたらさ、親の顔もゆっくり上に移動し始めたんだ。浮いてるわけじゃなくて、顔だけ首から離れて天井に向かってるっていう。めっちゃ焦ったよ。声出そうとしたけど音が出ない。最後には、親たちが天井に貼り付いたまま、僕だけ食卓に残されて、食器から光が出始めて、その光がどんどん明るくなってく。声も出ないし、立つこともできなくて、ただ光に包まれていく感覚で目が覚めた。不思議だったんだけど、その後もしばらく両親の顔を思い出してた。