最初は、朝の通勤ラッシュで電車に乗ってたんだけどさ、駅に着いても誰も降りないって思って。車窓から外を見たら、駅のホームが無限に続いてて、ドアが開かないわけ。焦り始めた瞬間、乗客たちがスーツを脱ぎ始めたんだよ。途中で気づいたんだけど、みんな同じ顔をしてて、笑ってる。怖くなって振り返ったら、運転手も同じ顔で、操舵輪じゃなくて大きな時計を握ってた。最後には電車がスローモーションになって、窓の外の景色が逆向きに流れ始めた。『これ絶対おかしい』って思った矢先に目が覚めたんだけど、目覚まし時計の音で起きたから、夢の中でも音が関係してたのかなって。最近、毎日同じ時間に通勤してるから、その単調さが脳に来てるのかもな。