雨の夜。濡れた路地を歩いていた。知らない犬が現れた。毛並みは灰色で、目が光っていた。犬は私の後ろをついてきた。振り返ると、犬の口から水が流れていた。雨はますます激しくなった。犬は鳴かず、ただついてきた。建物の中に入ると、犬も一緒に入ってきた。廊下は暗く、床は水浸しだった。犬は前に出て、奥へ進んだ。私はそれを追った。部屋に着くと、犬は消えていた。窓から見える外は、雨が止まず降り続いていた。