最初は、自分が巨大なキッチンスタジオみたいなところにいるんだけどさ、目の前には見たことない食材がずらーっと並んでたわけ。途中で、その食材たちが勝手に喋り始めてさ、「俺たちを料理して」って言うんだよ。焦ったけど、なぜか俺の手は勝手に動いてて、包丁でザクザク切ったり、フライパンで炒めたり。すると切った野菜から光が出るんだけどさ、その光が空を飛んでいくんだ。最後には、俺が作った料理が全部、光の玉になって天井を突き抜けていく。その時、ものすごく達成感があってさ、『これが本当の料理人の仕事なんだ』って思ったんだけど、すぐに料理は全部消えて、キッチンだけが残った。その瞬間、すごく切なくなった。