真夏の昼下がり、白い砂漠にいた。太陽が真上にあり、影がない。遠くに水色のテント群が見えた。テントに近づくと、中は冷房が効いていて、壁一面に時計が並んでいた。すべて異なる時刻を指していた。時計の針が逆回転し始めた。砂漠に戻ると、砂が水に変わっていた。足が沈まない。空が急速に暗くなり、星が一つずつ消えていった。気づくと自分の手が透明になっていた。