薬局の棚に並ぶ瓶が無数にあった。ラベルには文字が書いてあったが読めない。薬剤師が白衣を着ずに奥から出てきて、私に瓶を渡した。中身は液体ではなく砂だった。別の棚から瓶が落ちて割れた。音がした。床に砂が広がった。薬局の天井が高くなり、壁が遠ざかった。棚が増殖していた。奥に進むと薬局ではなく空間になっていた。何もなかった。戻ろうとしたが入口が見つからなかった。