いつもと違う路線の駅に着いた。降りてみると、ホームが異常に長くて、誰もいない。駅舎を出ると、街全体がモノクロみたいに見えた。歩いていると、古い商店街に出た。シャッターが閉まった店ばかりだったが、1 つだけ明かりがついている喫茶店があった。入ると、カウンターに見知らぬ年配の男性がいて、無言で私にコーヒーを出してくれた。飲んでいると、窓の外の街が徐々にカラーに戻り始めた。男性は「ここはいつも通る駅だよ」と言ったが、私は絶対に見たことがない場所だと思った。目が覚めた。 最近、仕事で新しい部署に異動したから、そういう『知らない場所に降り立つ』という感覚が夢に出てきたのかもしれない。