古い駅ビルが解体されてるんだけどさ、なぜか俺はその中に入ってた。最初は普通に歩いてたんだけど、壁に貼られたポスターとか案内板の文字が全部読めないんだよ。最初は目が悪いのかなって思ったけど、ピントは合ってるのに記号みたいにしか見えない。焦り始めたわけ。途中で、建物の奥へ進むと、積み重ねられた荷物の山があって、その上に大量の紙切れが散らばってた。手に取ると何か重要な情報が書かれてる気がするんだけど、やっぱり読めない。心臓バクバクですよ。もう一度ポスターを見直そうとしたら、急に壁が崩れ始めて、塵が舞ってきた。でもなぜか怖くなくて、むしろ何か大事なものが隠れてたのが解放される感じがした。最後には、解体現場の外に出ると、空が妙に明るくて、ぜんぶがリセットされた気分だったんだよ。