中学の時の友達から突然連絡が来たんだけどさ、内容が『今夜、川で魚を捕まえよう』ってメッセージだったわけ。最初は何のことかわからなかったんだけど、気づいたら俺はその友達と一緒に夜の川にいたんだよ。月がめっちゃ明るくてさ、川の中が透き通ってるの。途中で友達が『あ、大きいのがいる』って言ったから、一緒に追いかけたら、その魚がどんどんでかくなっていくんだよ。焦りながら必死に捕まえようとしたんだけど、最後には魚が人間くらいのサイズになってて、こっちに向かって泳いできたんだ。そこでゾッとしたんだけど、その瞬間友達が笑ってたんだよ。昔のあの笑い方そのままで。気づいたらその友達の姿が薄れていって、川も暗くなって、一人だけ深い闇の中に立ってたわけ。手には何ももってなかった。それでも何か大事なものを失ったような、そんな気持ちで目が覚めた。