湖のほとりにいた。水は鏡のように静かで、向こう岸が映っていた。そこに自分の父親の姿が見える。呼びかけようとしたが、声が出なかった。父は手を上げて合図してくれていた。そのうち、湖の水が少しずつ上昇しはじめた。焦ったが、不思議と怖くはなかった。水が膝まで来たとき、父の姿は薄れていき、やがて見えなくなった。湖面は元の静けさに戻り、映るのは自分だけになっていた。 最近、父と久しぶりに会う予定があったから、それが夢に出てきたのかもしれない。無意識のうちに何か伝えたいことがあるのかな、と感じた。