高校の同級生に駅前で会った。彼は変わらない顔をしていたけど、話してみると別人のようだった。昔は無口だった彼が、今は次々と言葉を発する。僕は聞き役に回っていた。でも途中から、彼の声が段々小さくなっていく。最後には口が動いているのに音が出ていない。焦って「聞こえないよ」と言ったら、彼は笑って消えてしまった。 SNSで昔の同級生を見かけることが増えたから、懐かしさと疎遠感が混ざった心理が夢に出たのかもしれない。