夜明け前の薄紫色の空の中、駅のプラットフォームに立っていた。周りは誰もいなくて、懐かしい駅舎の建物が朧げに見える。電車が来るのを待っているのだが、時間がよくわからない。ふと気づくと、プラットフォームの端に積み重ねられた荷物があり、その中に子どもの頃に使っていた靴が見える。手に取ると、中から古い駅の切符がいくつも落ちてくる。切符には行き先が書かれていないのに、なぜか全部どこへ行く切符なのか理解できていた。電車はまだ来ない。その薄明かりの中で、ずっと待ち続けていた。 最近、転職の面接を受けたばかりで、結果待ちの状態が続いているから、こんな「待つ」という感覚が夢に形を変えて出てきたのだと思う。