昔住んでいた家に戻っていた。玄関を入ると、壁紙が黄ばんでいて、懐かしい匂いがした。リビングの窓から見える景色が少し違っていて、隣の家が増えていたり、道路が広くなっていたりした。自分の子ども時代の部屋に上がると、おもちゃが全部きれいに並んでいた。触ってみると温かくて、まるで誰かがさっき片付けたばかりのようだった。階段を降りると、母親が台所にいて、何か作っているようだったが、顔が見えなかった。話しかけようとしたら、家全体がゆっくり揺れ始めた。 最近、実家の母親から「古い家具を処分するかもしれない」という話を聞いたから、それが無意識に影響していたのかもしれない。