バス停にいた。周囲は霧に包まれていた。バスが来た。乗客は全員、同じ顔をしていた。自分も乗った。バスは走らず、その場で回転していた。窓から見える景色は同じ風景を繰り返していた。バス停に戻った。別のバスが来た。今度は乗客がいなかった。自分だけが乗った。バスの中で座席が増殖していた。座席の数が数えられなくなった。バスが停止した。降りると、そこはバス停ではなく、バス停の形をした建物だった。中に入ると、バス停が無限に続いていた。