ホテルの廊下にいた。壁は薄いベージュ色で、天井まで続く窓が左側に並んでいた。廊下を歩くと、壁の一部が突然透明になり、その向こうに別の廊下が見えた。そこにも私がいた。同じ速度で歩いていた。さらに歩くと、廊下の床が徐々に傾き始めた。角度が増すにつれ、足が滑りやすくなった。壁を掴もうとしたが、手が壁をすり抜けた。廊下の奥から、誰かの足音が聞こえた。振り返ると、廊下は無限に続いていた。足音は近づいてくるのに、誰の姿も見えなかった。