川の浅瀬に立っていて、素手で魚を捕まえようとしていた。水は冷たく透き通っていて、小さな銀色の魚がたくさん泳いでいるのが見える。何度も手を伸ばすのだが、指をすり抜けてしまう。そのうち、一匹だけ動きが遅い魚がいることに気づいた。それを追い詰めて、やっと両手で包み込むことができた。掌の中で魚はピチピチと跳ねている。その時、川の向こう岸から誰かが手を振っているのが見えた。顔は判然としないが、何か大事なことを伝えたそうにしている。魚を逃してしまわないか不安になって、目が覚めた。 最近、仕事で小さなプロジェクトをようやく軌道に乗せたばかりだから、それが魚を捕まえるという形で出てきたのかもしれない。