飼い猫が夜中に部屋の隅で光っていた。近づくと猫の毛並みが銀色に変わっていた。猫は私を見つめたまま動かない。やがて猫の体から透明な糸が無数に伸びて天井に吸い込まれていった。糸をたどろうとしたが手が通り抜けた。猫は相変わらず同じ場所にいた。朝になると猫は普通の色に戻っていた。昨晩のことを確認しようとしたが思い出せなくなっていた。